若手でも「発想と知恵」でチャンスをものにできる。施工管理の仕事には、そうした魅力や楽しさがたくさん詰まっている。
平新 義久
2008年入社
工事部 係長
北海道七飯高等学校 普通科 卒
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入社のきっかけ
「屋外で仕事する人はカッコ良い」という漠然とした憧れからはじまった。
高校時代は、これといった夢もやりたいことも無かったように思います。ですが、「屋外で仕事する人はカッコ良い」という漠然とした憧れのようなものがあり、川元建設のことは高校に来ていた求人票で見つけました。 入社後は幾度となく壁にぶつかりました。ただ、「ここで逃げ出したら、成果が何も残らない」と考えることで踏みとどまることができ、その後さまざまな経験を積んでいくことで仕事の面白さを見つける余裕も生まれました。今となっては「辞めなくてよかった」と思っています。
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現在の仕事
トンネル工事とはひと味違う橋梁工事。
当社には、「トンネル工事に携わる社員」と、橋を架ける「橋梁工事に携わる社員」がいて、私は橋梁工事の施工管理を担当しています。 「橋を架ける工事」には、実にさまざまな工程があり、とても細かな部分にまで目を配る必要がある仕事です。橋梁工事の施工管理は、そうした細かな部分を含め、工事が図面通りに施工されているか、また、工程通りに進んでいるか。あるいは、職人が適材適所に配置されているか? などといった事柄を管理しながら工事を進めていきます。もちろん工事の安全や、できあがる予定の橋の品質の管理も行います。
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仕事の魅力
発想や知恵、工夫を取り入れてチャンスをつかむ。
一番の魅力は「何も無いところに大きなものができること」かもしれません。この現場も、今少しずつ橋が姿を現しつつあるところです。橋梁工事は、そうした「つくる過程」を目にしながら、モチベーションに変えていくことができるのです。 そして、どんな若手であっても「発想と知恵」でチャンスをものにできる仕事であることを知ってほしいと思っています。「橋をつくる」のは、決まった手順や技術、工法が8割。残り2割に「知恵や工夫を取り入れる余地」が必ずあるんです。なので常に「もっと良いやり方があるのでは?」と考え続け、いつか「自分の発想が入っている!」と感じる楽しさを、多くの皆さんにも知ってほしいと思っています。
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仕事の失敗談
考えは口にしないともったいない。たとえ生意気と言われても、それだけは大切に。
失敗談というわけではありませんが、私は「生意気だ」と言われ続けて来ました。それは、「思っていることは口にしないともったいない」と考えているためです。先ほど「若手でも発想と知恵でチャンスをものにできる」と言いましたが、この場合も思ったことを言葉にしなければ、誰にも伝わりません。そして「思ったことを言葉にする」というのは、当社での「施工管理」という仕事には欠かせないことでもあります。現場の安全を守り、できあがる橋の品質を高めるためには、施工管理を行う私たちが「言うべきことを伝える必要」があるからです。何も難しいことではなく、「これだけは守ってもらう」という意志を磨くだけのこと。それを大事にして欲しいですね。
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休日の過ごし方
オン・オフのメリハリをつけやすい仕事環境。
急ぎの作業や工事日程が詰まっていない場合は、大体決まった時間に帰宅し、決められた休日を過ごすことが出来ます。しかし、仕事である以上、どうしても「やらなければならないとき」には、休日出勤や残業もあり得ます。 また、一つの現場を終われば次の現場へと移る「転勤」もあります。転勤は決して楽ではありませんが、視点を変えれば、「そこに活躍できる場所がある」と言ってもらえているわけですから、私はポジティブに捉えています。