リオ・グランデ水力発電所工事
コロンビア
1988年完成
総延長=30km
1988年完成
総延長=30km
1984年、初めて海外に進出。コロンビアの中央アンデスに30kmのトンネルを掘る工事でした。現地の治安は日本に比べて極端に悪く、工事で使うダイナマイトを運ぶときも、ゲリラに狙われないようトラックの前後を軍隊が護衛するような有様でした。川元建設は精鋭の職人を20人ほど派遣し、水力発電所の導水路トンネル、搬入路トンネル、調圧水槽を掘りました。「コロンビア人の作業員も200人くらいいました。最初は言葉も通じないのが、2年目には『うちに遊びに来い』と誘われるようになりました」と、当時の責任者は振り返ります。