地下鉄東豊線の新設工事にともない、住宅ならびに国道直下を掘削するため、3段ショートベンチCDNATM工法を採用しました。ショートベンチカット工法は、地山が軟弱で不安定な地質のために早期にインバートの併合が必要な場合や、膨張性を示す変異の大きい地山などの場合に用いれ、切羽直後でトンネルを併合できます。地表面沈下抑制の観点から、きわめて高い有効性が認められました。